ドライアイは、自覚症状のない見えざる病気?
ドライアイは、いろいろな原因によって涙の量が少なくなったり、 本来もっている涙の働きが悪くなったりすることによって、目の表面に傷ができてしまう病気です。 また、ドライアイは、800万人以上もの患者が悩まされていると推定されるにもかかわらず、 自分や周りの人も、その病気の症状を自覚することが、ほとんどない病気とも言えるのです。 目が疲れたり、充血したり、見落としがちなのが、肩が凝るようになったといった症状! 目そのものもデリケートですが、目を使う顔の筋肉や、首筋、肩の筋肉は密接に連動しています。 それらの筋肉が硬直するということは、すなわち、目の疲れが貯まっているということ。 そして、目の疲れが貯まれば、さらに筋肉の硬直を招いてしまうのです。 目の疲れなのか、体の変調なのかを良く分からなくしている原因のひとつがここにあります。 自分では、少し休めば、少し目を閉じれば、といった気分的な療法ですましてしまう為、 さほど気にもせず、一時的な対処により、よくなっているように思いがちですが、 ドライアイは、少しづつあなたの目を脅かしているのです。
ドライアイの症状とは?
こんな症状を感じたら・・・
目が乾いた感じ・ごろごろした感じ・目が重く感じる・熱い感じ・充血・目の疲れなど
(冬場の暖房により症状が悪化したりしますが、湿度の高い梅雨の時期や入浴すると調子がよくなる感じがします。)
また、多くの方が、疲れ目なの?ドライアイなの?と迷ってしまわれることでしょう。
ドライアイは、いろいろな原因によって涙の量が少なくなったり、本来もっている涙の働きが悪くなったりすることによって、
目の表面に傷ができてしまう病気です。
表面に傷があるのですから、ごろごろした感じなどは、コンタクトレンズをしてないならば、ゴミが入ったのかと思われる方が、
大半ですが、涙や水で洗い流しても、この症状が無くなりにくいのが特徴といえるでしょう。
ドライアイの原因は?
涙の分泌低下より、蒸発が多い・・・
血液や体液に似て、涙の中に電解質、タンパク質、酵素、ビタミンなどを含んでいます。
電解質は、Na(ナトリウム)や、K(カリウム)、Ca(カルシウム)などを含んでいます。
タンパク質は、ラクトフェリンや、細胞成長因子など重要な物質があります。
酵素としては、リゾチームやアミラーゼなどがあり、他にビタミンAなども含まれています。
体液のpHは、7.3から7.7程で、涙のpHとほぼ同じ弱アルカリ性を示します。
では、なぜこの涙が量が低下したり、目が乾燥するのでしょうか?
それには、こんな原因が潜んでいるんです。
・パソコンや、集中する作業で、瞬きをあまりしないで没頭する時間が1時間以上ある。
・目が疲れているのにテレビを暗い場所で見る
・連続装用のコンタクトレンズをしている
・ストレスを感じている
・オフィスや家庭に加湿器がない
・睡眠薬や、精神安定剤などの薬を服用している
たった、これだけのことなんですが、ひとつでも当てはまれば、予備軍として、ドライアイの道を
進むことがあります。また、その他にも、高齢になると分泌物が減るということもあるんです。
ドライアイの治療は?
潤いを与え、生活リズムを修正すること・・・
実際、目医者にいっても、軽いものなら毎日の点眼薬をもらい、定期的に眼に潤いを与えることになります。
しかしながら、何が原因でドライアイの症状になったのかをつぶさに考えてみないと、根本的な治療にはなりえません。
体質的なものなのか、ストレスによる内分泌系の異常なのか、
単純に目を酷使しすぎているのかなど、原因と掘り下げましょう。
他人事のように聞こえるかもしれませんが、急になったのには、やはりそれ相応の原因があるものです。
まずは、現在の生活環境を見直す機会を作り、大事な体のパーツである目が、健康であり、よく見えることが
どんなだったかを思い出してみてください。
そこから、
医者に行ってみることや、ドライアイについての本やHPで知識を得る。つらい目の症状をSNSで、話してみるなどの
行動に出ることで、不安がなくなっている自分に出会うはずです。そう、ドライアイは、怖くないのです。
ドライアイと思ったら?
症状を悪化させないために・・・
物理的に治療することができることもあれば、今の生活習慣を打破しないと変えられないものもあるかもしれません。
何かあるなと思ったときに、頑張らないでください。症状を悪化させてしまうときもあるんです。
だからこそ、ドライアイかな、と思ったときはまず眼科医に診察と検査をうけることをお奨めします。
素人療法をする前に、自分の目が疲れているのか?真剣に考えてみることが大切です。目の大切さに気づいてください。
そして、もし眼科で、進行中という診断が出たなら、点眼液をくれることでしょう。
点眼液は、眼への水分の補給が主な働きですが、 眼科の医師の処方で行われるヒアルロン酸を含む目薬は、
水分を保つ・傷を治す効果があります。
ドライアイの予防は?
目を大事に・・・
生活習慣、オフィス環境、体調の不安定が引き起こすドライアイの前兆現象があった場合は、
やはり目を大事にしてあげなくてはいけないということなんです。
※簡単に出来る予防法
・目のまばたきを意識的に多くする。まばたきは大切な目の水分の補給役です。
集中した時でも1分間に3回〜は意識的にしましょう。
・エアコンなど乾燥した空気に湿度を与えましょう。
毎日の場所での湿度に目を配り、乾燥した空気の中にいる時間を減らしましょう。
・コンタクトレンズを使用する方は、防腐剤無添加の点眼を頻繁に行ったり、
連続装用の時間を短くしたり、ソフトレンズならば低含水のものに、またハードレンズならばガス透過性のものに変える。
・目を温める。目は35度で、最高の機能状態にあるといわれていますので、アイピローなどで目を温め、
毛細血管からの血液の流入をよくしてあげましょう。
※食べ物から予防する
・瞳の構成要素であるルチン(さらさら血)やルテイン(カロチノイドが含まれ、活性酸素を除去する役目をもっている)を摂取する
・今話題の
ブルーベリーアイ
を摂取する。(アントシアニン色素は、ポリフェノールの一種で、ロドプシンの再合成を早める)
目の疲労が取れ、視野が広がり、暗順応が早くなるという実証結果がある。
ビタミンやミネラルのバランスの良い食事を心がける。

